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怜玢
  • 執筆者の写真SAIPE

IPWカフェを開催したした 2022幎月25日

 9回目にあたるIPWカフェを、8月25日に開催したした。今回のミニレクチャヌの講垫は、埌玉医科倧孊医孊郚准教授の米岡裕矎さん。SAIPEの䞭栞メンバヌずしお、様々なむベントにファシリテヌションの技術を発揮しお倚倧な貢献をいただいおおり、このIPWカフェや職胜団䜓意芋亀換䌚の「垞連さん」の䞭には、少なからぬ「米岡ファン」が存圚するずいう方です。ミニレクチャヌのタむトルは『ワヌクショップの぀くり方 話し合いの進め方』でした。


 Zoom利甚のオンラむン圢匏だったので、参加者党員が画面あるいはマむクをオンにしお「こんばんは」ず挚拶しあうずころから始たった今回のミニレクチャヌ。お話は「ワヌクショップWSず䌚議のちがい・共通点」から始たりたした。

 どちらも耇数の人が集たっお、ある皋床方向性が決たったテヌマに぀いお話し合いを行うWSず䌚議ですが、䞀方のWSは「参加者が新たな気づき・孊び・創造を埗お、互いに芪しくなるこず」を目的ずしたものであるのに察し、もう䞀方の䌚議は「チヌムや組織ずしおの協働・行動・パフォヌマンスを生み出す」こずを目的ずしおいる点に違いがありたす。ややもするず堅苊しく・重くなりがちな䌚議にしおも、WSず同様、参加者の自䞻性・玍埗感が重芁です。これがないず「決めたはいいが、誰も動かない」結論になりかねたせん。

 これら皮類の話し合いに぀いお、「圓初のテヌマから話を倧きくそらさずに」「参加者党員が玍埗できるように」「皆が掻発なコミュニケヌションをずれるように」促すのが、ファシリテヌションです。


 ファシリテヌタヌが行う話し合いの事前準備では、ゎヌルず内容・方法ずで構成される「堎の぀くり方」、すなわち䌚合のデザむンが重芁だ、ず米岡さんは説きたす。

 話し合いのゎヌルずは、「䌚が終わったずきに䜕ができおいればいいかどういう状態が理想なのか」を意味したす。䌚議では「次の行動蚈画や圹割分担」などの結論を埗ようずするこずが䞀般的ですが、WSでは「皆が真剣に考えた経隓そのもの」が重芁であるようなケヌスもありたす。

 内容に぀いおは、たず、話し合いの堎で䜕を考えお・話し合っおほしいのかを明らかにし、「それを参加者に問うずきの衚珟には匷くこだわっおいる」ずのこずです。《問いの衚珟》の仕方次第で、参加者の意識の焊点の圓たり方が倉わり、それに䌎っお話しの流れも倧きく倉わりたす。

 方法に぀いおは、利甚する道具付箋暡造玙グヌグルスラむドなど、手法KJ法察話衚などなどのそれぞれに぀いお倚様な遞択肢がありたすが、グルヌプ分けする際の人数ずあわせお「自然にムリなく考えられるか・話し合えるか」を念頭に眮いお遞んでいるず蚀いたす。

 実際に話し合いが始たっおからの「堎の進め方」すなわちホヌルドに぀いおは、ファシリテヌタヌごずに個性が出るずころだそうですが、準備段階でのツヌルの遞択も含めお、「準備した問い」や「圓日出おきた意芋・情報」、さらには「圓日合意できたこず積み残したこず今埌誰がい぀たでに䜕をするのか」などの《芋える化》ができおいるかを重芖されおいるようです。

 その他ここでは玹介しきれたせんが、ミニレクチャヌ最埌には、ファシリテヌタヌのTipsずしお「参加者の助けを借りお進行を行うこず」「時間管理甚のマンダラ」などの《奥矩》もご披露いただきたした。


 もずもずは教育行政孊や生涯孊習論がご専門で、「いかにしお䞻䜓性を尊重し぀぀倧人ぞの教育を行うか」を暡玢しおきた米岡さん。ご所属のNPO法人日本ファシリテヌション協䌚FAJでは、ファシリテヌションを孊びたい人・䜓隓したい人向けの様々な掻動が行われおいたす。ファシリテヌションを導入したい組織・グルヌプぞの支揎を行うファシリテヌションサポヌトプログラムなどもあるそうなので、少しでも関心がある方は、䞀床FAJでググっおみおはいかがでしょうか

ファシリテヌションの奥矩  時間管理甚のマンダラずKPTの蚘録

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